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コミュニケーションの変化
留学して三カ月がたっても、誰とも話すことができず、友達もできずにいる学生がいます。時には半年たってやっと、「ハロー」とクラスメイトに言えて、本人より親が大喜びしたということもあります。このようなコミュニケーションの苦手な学生には、二通りのタイプがあるようです。
一つは、もとからおしゃべりではなく、じっと黙って周りを観察している子です。ホームステイでも規則正しい生活をし、与えられた課題や宿題を努力している学生・食事の前に手を合わせている学生は、その態度や仕草で、先生やホストにとても評価がよいのです。
このように話さなくても先生やファミリー、そしてクラスメイトと十分コミュニケーションがとれている子供もいるのです。
もう一つは、自分に自信がないタイプです。受験勉強もしたし、英語も塾で学んで、少しは英会話もできるのに話せない。つまり、自分の考えを伝達できないのです。不登校でひきこもりがちの子供によくあります。
一人でアパート住まいを始めれば、いとも簡単に引きこもって、望めばだれともコミュニケーションをとらずに生活できます。インターネットや携帯電話の普及によって、コミュニケーションのあり方がすっかり変わってしまいました。コミュニケ-ションする相手が目の前にいるのに話をしない、というより話せなくなってきている。これが現代の現状です。
留学をしてからの事を考える前に、まず自らのコミュニケーション能力を見直さなければならないのではないでしょうか。